脊柱管狭窄症は手術とリハビリで治療|悩む人は全国に約3000万人

神経が圧迫される疾患

病室のベッド

分類と症状

腰部脊柱管狭窄症とは、脊柱管が狭くなることによって起こる神経障害のことを指します。圧迫を受ける神経の種類や場所によって、症状の現れ方が異なります。圧迫の受け方で、神経根型、馬尾型、混合型の3つに分類されます。神経根型は腰や脚に痛みや痺れが生じます。多くは左右どちらか一方にのみ症状が現れます。馬尾型は脚にしびれや麻痺が起こります。神経根型よりも症状が強いのが特徴です。歩くことで痛みや痺れが増し、少し休憩するとまた歩けるようになる間欠性跛行という症状が多く見られます。混合型は神経根型と馬尾型の2つが同時に起きているものになります。腰部脊柱管狭窄症を発症した場合、リハビリテーションや薬物療法などによって治療が行われます。症状が強い場合には手術が行われることもあります。

自宅でできる治療法

腰部脊柱管狭窄症で行われるリハビリテーションは、病院で行われるだけでなく、自宅でも行うことができます。リハビリテーションと言うと、特別な治療のように思う人が非常に多くいますが、体操やトレーニングの一種として捉えるのが良いでしょう。なので、最初の段階でリハビリテーションの指導を受ければ、あとは自宅などで行えるようになります。腰部脊柱管狭窄症に対して効果的なリハビリテーションは、お腹や背中の筋肉のストレッチと筋力強化です。通常の腹筋運動は腰に負担がかかってしまうので行いません。腰に負担をかけずに筋力をアップさせるには、腹式呼吸を行うのが良いと言われています。お腹をへこませることと膨らませることを意識して大きく腹式呼吸を行います。腹式呼吸は座位や立位で行うと少々難しいため、仰向けになって膝を立てて行うと良いでしょう。